ドコモの回線を使う安い格安SIM を探していて、HISモバイルが候補に入った。7GB で月990円と安いけれど、「昼に遅い」「電波が悪い」という声も見かけて、迷っていませんか。
HISモバイルは、旅行会社のエイチ・アイ・エスと日本通信が共同で出資した会社の格安SIM で、ドコモの回線を使います。電波が届く場所はドコモと同じです。

遅いと言われるのは、昼休みなど、みんながスマホを使う時間に、ドコモから借りている回線が込み合うためです。ドコモの回線を借りる格安SIM に共通のことです。
昼は職場や家の Wi-Fi を使える人なら、7GB で月990円・10GB で月1,299円と、ほかの格安SIM より安い料金が生きます。
みんなの回線口コミの6件(2025年6月〜2026年4月の口コミ)を読むと、点がいちばん高いのは料金、いちばん低いのは電波の繋がりやすさでした。
もし私が HISモバイルに替えるとしたら、どこを確かめるか。その目で、口コミと公式の案内を調べました。
- 良いところ: 音声通話つきの3GB で月770円・7GB で990円・10GB で1,299円・30GB で1,999円。電話は30秒9円で、20GB と30GB は6分かけ放題込み。容量は何度でも無料で変えられる。契約者は年1回、海外用の eSIM(スマホに組み込まれた SIM)が無料
- 気をつけること: 昼休みなど混む時間は遅くなる。余ったデータは翌月に繰り越せない。電話で相談できるのは、有料のサポートに入った人だけ
- おすすめできる人: データを月3〜10GB か30GB 使う人。電話を少しかける人。年に1回でも海外へ行く人
- ほかの会社が合う人: 昼も外で速さがほしい人(UQ mobile・ワイモバイル)。毎月30GB を超える人(楽天モバイル)。20GB 前後を使い、電話もよくかける人(日本通信SIM)
料金は税込で、2026年10月10日時点です(料金表)。
気になるところから読めるように、見出しへのリンクを置きました。
- 遅さや電波が気になる人 → 昼休みなど混む時間は遅くなる
- 日本通信と迷う人 → 日本通信SIMとどっちがいい?
- 海外旅行に行く人 → 年1回、海外用のeSIMが無料になる
- 申し込むと決めた人 → 申し込む前に確かめること
昼は Wi-Fi を使う人なら、7GB の月990円から、ここから申し込めます。
HISモバイルはどんな格安SIM?
HISモバイルは、H.I.S.Mobile株式会社(2018年設立・東京都新宿区)の格安SIM です。主な株主は、旅行会社のエイチ・アイ・エスと日本通信の2社です(会社概要)。
公式は、エイチ・アイ・エスと日本通信が共同で出資して生まれた通信ブランド、と説明しています(HISモバイルとは)。
格安SIM は、ドコモ・au・ソフトバンクなどの大手から回線を借りてサービスをする会社(MVNO)の、スマホの契約です。
HISモバイルはドコモの回線を借りていて、スマホを使える場所(エリア)はドコモと変わりません。

HISモバイルの料金のプランは、2026年9月17日から「自由自在3.0プラン」に変わりました。音声通話つきの月額は次のとおりです。
| 自由自在3.0プラン(データの量) | 月額 |
|---|---|
| 1GB | 550円(100MB 未満の月は280円) |
| 3GB | 770円 |
| 7GB | 990円 |
| 10GB | 1,299円 |
| 20GB | 1,699円(6分かけ放題込み) |
| 30GB | 1,999円(6分かけ放題込み) |
音声通話つきの税込の額・2026年10月10日時点。データ通信だけの「データ定額2.0プラン」(1GB 400円から)と、使った分だけ払う「ビタッ!プラン」もあります(自由自在3.0プラン・新プランのお知らせ)。
始めるときにかかるお金と、基本の決まりです。
| 項目 | 自由自在3.0プラン |
|---|---|
| 契約事務手数料 | 3,300円(SIM の発行・配送の費用込み) |
| 最低利用期間・解約金 | なし |
| 5G | 無料のオプション(開通後に |
| eSIM | 選べる |
| テザリング | 無料 |
| 支払い | クレジットカードだけ |
| 使い切ったあと | 最大200kbps(kbps は速さの単位) |
税込。eSIM は、カードを差し替えずに使える SIM です。200kbps は、メッセージなら送れるくらいの遅さです(自由自在3.0プラン・初期費用の内訳)。
HISモバイルのデメリット
HISモバイルの口コミは、みんなの回線口コミに6件(5点満点で3.88)ありました。
みんなの回線口コミ(みんくち)は、利用者が口コミと点数を書き込むサイトです。2025年6月〜2026年4月の6件を、2026年10月9日に集めて数えました。件数が少ないので、点数は目安です。
項目ごとに見ると、いちばん低いのは電波の繋がりやすさ(3.33)、次がカスタマーサポート(3.50)でした。いちばん高いのは料金の4.50です。

価格.com の利用レポートは全60件で満足度4.10ですが、46件は2020〜2022年の、いまのプランより前の声です。この2年の4件では、満足度は3.25でした。
口コミと公式の案内から、デメリットは次のとおりです。どれにも対処法があります。
| デメリット | 対処法 |
|---|---|
| 昼休みなど混む | 昼は職場や家の Wi-Fi を使う |
| 余ったデータは | 容量を無料で |
| 電話で相談できる | よくある質問と |
| 支払いは | 同じ名字の家族の |
| 高速と低速の | 容量を使う量に |
| 30GB より多い | 30GB を超える人は |
| 大手のメール(キャリアメール)は | Gmail などに替える |
キャリアメールは、@docomo.ne.jp などの大手の会社のメールアドレスです。契約事務手数料3,300円は SIM の発行の費用込みで、IIJmio・LIBMO(3,300円+SIM の発行の手数料433円)より少し安くなります。使い切ったあとの最大200kbps のあいだも、3日で360MB 以上使うと、速さがさらに落ちることがあります(自由自在3.0プラン)。
昼休みなど混む時間は遅くなる
みんなの回線口コミの6件のうち3件が、昼の遅さにふれていました。
- 都会の昼の時間は遅いと感じる。とても速くはないが、困らない程度(SIM カード・使って1年以上)
- 昼どきは遅くなるが、それ以外の時間は普通に使える(eSIM・使って1年以上)
- 昼は少し遅くなるときもあるが、気になるほどではない(eSIM・使って2年以上)
ほかに1件は、建物の中や電車ではつながりにくい、と書いて、電波の繋がりやすさに1点をつけていました。ほかの5件は3〜5点です。
HISモバイルが遅くなるのは、電波が届かないからではありません。わけは次の2つです。
- 電波が届く場所は、ドコモと同じ(自由自在3.0プラン)
- ドコモのネットワークの一部を借りているので、みんなが一度に使う時間は込み合う(総務省も、回線を借りる会社〔MVNO〕は、昼休みや通勤の時間など混む時間に速さが下がる場合がある、と説明=総務省の案内)
利用者が測った昼(12時台)の速さの平均は、HISモバイルが14Mbps(Mbps は速さの単位で、大きいほど速い)でした。
ドコモの回線を借りるほかの格安SIM では、IIJmio が16Mbps、mineo が28Mbps で、HISモバイルと同じくらいです。
みんなのネット回線速度(みんそく)は、利用者がスマホで測った速さを集めるサイトです。HISモバイルは直近3か月で21件しか測られていないので、数字は目安です。IIJmio と mineo は、いくつかの回線をまとめた数字です(2026年9月29日〜10月9日に見た値・HISモバイル・IIJmio・mineo)。
- 昼は、職場や家の Wi-Fi につなぐ
- 動画や大きなアプリの更新は、昼休みや夕方をさけて、家の Wi-Fi でする
- 昼も外で動画や地図をよく使うなら、昼も100Mbps を超える UQ mobile・ワイモバイルが合う(UQモバイルのデメリット・ワイモバイルの評判)
ハヤト昼は Wi-Fi を使える人なら、混む時間の遅さで困ることは少ないと感じました。
余ったデータは翌月に繰り越せない
月の終わりに残ったデータは、その月で消えます。足したデータ(チャージ)も、次の月には持ち越せません(自由自在3.0プラン)。
繰り越し(余った分を翌月に回すこと)ができる会社にくらべると、多めの容量を選ぶと余りがむだになります。
料金月は、HISモバイルの請求の区切りで、開通した日から数えます(自由自在3.0プラン)。
- 容量は、マイページから何度でも無料で変えられる(次の料金月から)=容量は何度でも無料で変えられる
- 足りない月は、データを1GB 200円で足せる(使い切って遅くなってから・その料金月の末まで)
- データをほとんど使わない月は、1GB のプランなら100MB 未満で280円になる
電話で相談できるのはケアの加入者だけ
電話でオペレーターに相談できるのは、有料のオプション「HISモバイルケア」(月550円)に入った人だけです。
ほかの人の窓口は、よくある質問・問い合わせフォームと、サポートサイトのチャットです(サポートサイト)。
HISモバイルケアに入ると、専用ダイヤルで月2件・1回30分まで電話で相談できます。
SIM を新しく契約するときに一緒に入ると、最初の1か月は回数の制限がありません。スマホの修理費用の補償もつきます(HISモバイルケア)。


店は、直営店が3つ(池袋・大宮・銀座有楽町)と、代理店が67店です(2026年8月17日現在・会社概要)。
店で受け付けるのは、おもに新しい申し込みです。SIM カードの音声通話つきのプランなら、その日から使えます(店舗の一覧)。
契約したあとのプランの変更や SIM の再発行は、自分でマイページからします。店では SIM カードの交換を受け付けていません(SIM カードの交換)。
- 申し込む前の疑問は、よくある質問と問い合わせフォームで聞く
- 電話で聞きながら使いたい人は、申し込むときに HISモバイルケアに一緒に入る(入っている人は、対象の店のスマホのサポートが半額・予約が要る)
支払いはクレジットカードだけ
個人の支払いは、クレジットカードだけです(VISA・Mastercard・JCB・American Express・Diners Club)。
デビットカード・プリペイド型のカード・d払い・口座振替は使えません(支払い方法)。
料金月の初日にカードの枠が取れないと、回線が止まります。口コミサイトのみん評にも、カードの期限が切れて止まった、という声が2件ありました。
- 本人のカードが無ければ、同じ名字の家族のカードを使える(持ち主の同意が要る)
- カードを新しくしたら、マイページの「クレジットカード変更」で登録を変える(すぐ変わる)
気をつけることの多くは、申し込む前の選び方で避けられます(申し込む前に確かめること)。
HISモバイルのメリット
HISモバイルの口コミで点が高かったのは、料金(4.50)・開通手続き(4.33)・データ容量(4.17)です(みんなの回線口コミの6件)。
6件のうち5件が、料金の安さを書いていました。
- ほかの会社は5GB で980円が多いなか、7GB で990円はお得に感じる(eSIM・使って2年以上)
- ほとんど Wi-Fi で使う2台目のスマホを、月300円しない額で持てている(SIM カード・使って2年以上)
- Web で申し込み、30分もしないうちに開通できた(eSIM・使って1年以上)
7GBで月990円と、どの容量も安い
自由自在3.0プランの音声通話つきの、データの量ごとの月額です。
税込。1年で=月額×12か月(筆者の計算)。ほかの会社との比べ方は、ほかの会社の料金を比べるにあります(料金表)。
たとえばドコモの「ドコモ mini」10GB(割引なしで月3,850円)から HISモバイルの10GB(1,299円)に替えると、月額は月2,551円・1年で30,612円下がります。
筆者の計算。ドコモ mini は、d カードでの支払いやドコモ光などの割引をすべて使うと、10GB で月1,980円になります(ドコモ mini)。
電話は30秒9円で、アプリもいらない
HISモバイルの国内通話は、30秒9円です。専用のアプリを入れなくても、いつもの電話アプリからかけてこの値段になります(自由自在3.0プラン)。
ほかの格安SIM の多くは30秒22円で、IIJmio は11円です。
たとえば、5分の電話を月10回かけると、通話料は次のとおりです。
| 30秒の通話料 | 5分×月10回 |
|---|---|
| 9円(HISモバイル) | 900円 |
| 11円(IIJmio) | 1,100円 |
| 22円(多くの会社) | 2,200円 |
筆者の計算(税込)。mineo は、専用アプリ「mineoでんわ」からかけると30秒10円です(IIJmio の通話・mineo の料金)。
電話が多い人は、かけ放題のオプションを付けられます。6分以内の電話がかけ放題で月500円、時間の制限なしで月1,480円です。
20GB と30GB には、6分かけ放題が込みでついています。1〜10GB から20GB に上げると、6分かけ放題が自動でつきます(容量を変えたときのかけ放題)。
通話は、ドコモの回線の VoLTE(HD+)を使います。VoLTE は、4G の回線で音声を送るしくみで、声がきれいに聞こえます。



いつもの電話アプリのまま安くなるのは、地味ですがうれしい点だと感じました。
容量は何度でも無料で変えられる
容量(自由自在3.0プランの GB)は、マイページから何度でも無料で変えられます。変えた容量は、次の料金月から使えます(自由自在3.0プラン)。
最初は7GB で始めて、足りなければ翌月から10GB に上げる、という使い方ができます。
20GB か30GB に上げると6分かけ放題が自動でつき、1〜10GB に下げるとその日から外れます(容量を下げたときのかけ放題)。
データ通信だけの「データ定額2.0プラン」など、ほかのプランへ変えるのも、手数料はかかりません(申し込んだ次の料金月の初日から)。



手数料を気にせず何度でも変えられるので、少なめから試しやすいと思います。
年1回、海外用のeSIMが無料になる
自由自在3.0プランなどの契約者は、海外用の「HIS Travel eSIM」4GB・15日間を、1回線につき年1回、無料で使えます(2026年9月17日から・新プランのお知らせ)。
HIS Travel eSIM は、海外の130以上の国と地域で使えるデータ通信用の eSIM です。
HISモバイルの SIM のままでは、海外でデータ通信は使えません。海外では、次のように使い分けます。
| 海外で使うもの | 使い方 |
|---|---|
| データ通信 | HIS Travel eSIM(契約者は年1回無料) |
| 電話・SMS | 国際ローミングの |
国際ローミングは、海外で、その国の会社の回線を借りて使うしくみです。オプションはマイページで申し込みます(自由自在3.0プラン・国際ローミング)。
契約者の特典には、ほかに海外 Wi-Fi のレンタルの割引や、H.I.S. の海外・国内旅行が最大3,000円引きになる特典もあります(契約者の特典)。



海外用の SIM を探す手間が年1回なくなるのは、ありがたいと思います。
料金の点が高い HISモバイルは、7GB なら月990円から始められます。
HISモバイルとほかの会社の料金を比べる
HISモバイルを、上位の記事でよく比べられている日本通信SIM・楽天モバイル・mineo・IIJmio・LINEMO・ahamo と並べました。
| 会社(回線) | 3GB 前後 | 10GB 前後 | 20〜30GB |
|---|---|---|---|
| HIS | 3GB 770 | 7GB 990 10GB 1,299 | 20GB 1,699 30GB 1,999 |
| 日本通信 | 3GB 730 | 10GB 2,270 | 20GB 1,390 50GB 2,178 |
| 楽天 | 〜3GB 1,078 | 〜20GB 2,178 | 〜20GB 2,178 使い放題 3,278 |
| mineo(3社) | 3GB 1,298 | 7GB 1,518 15GB 1,958 | 30GB 2,178 |
| IIJmio(ドコモ | 2GB 850 5GB 950 | 10GB 1,400 | 25GB 2,000 35GB 2,400 |
| LINEMO(ソフト | 3GB 990 | 10GB 2,090 | 30GB 2,970 |
| ahamo(ドコモ) | — | — | 30GB 2,970 |
単位は円(税込・各社の公式の額・割引なし・2026年9月27日〜10月10日に確かめた)。mineo の回線は、ドコモ・au・ソフトバンクの3社から選べます。
- 日本通信SIM:3GB と10GB は合理的シンプル290プラン(1GB 290円・1GB を超えた分は1GB ごとに220円・3GB は筆者の計算)。20GB と50GB は、5分かけ放題か月70分の無料通話つき(料金・合理的みんなのプラン)
- 楽天モバイル:使った量で決まる(料金)
- mineo(料金)・IIJmio(料金)
- LINEMO:30GB は LINEMOベストプランV(5分までの国内通話つき)(料金)
- ahamo:5分までの国内通話つき。2026年12月1日から、40GB まで3,135円に変わります(料金・ドコモの発表)
HISモバイルは、10GB 前後と30GB 前後で、比べた7社のなかでいちばん安くなります。3GB は、日本通信SIM(730円)が HISモバイル(770円)より月40円安い値段です。
電話もかける人は、データと短い電話のかけ放題を合わせた月額で比べます。20GB 前後のプランに、5〜10分のかけ放題を付けた額です。
| 会社 | 20GB 前後+ |
|---|---|
| 日本通信SIM | 1,390円(20GB・5分か月70分) |
| HISモバイル | 1,699円(20GB・6分) |
| 楽天 | 2,178円(20GB まで・Rakuten Link なら0円) |
| IIJmio | 2,500円(25GB+ |
| mineo | 2,508円(15GB+ |
| LINEMO | 2,970円(30GB・5分) |
| ahamo | 2,970円(30GB・5分) |
筆者の計算(税込・割引なし)。IIJmio は通話定額5分+(月500円)、mineo は10分かけ放題(月550円)を足しました。Rakuten Link は楽天モバイルの通話アプリで、これを使うと国内通話が0円になります(IIJmio の通話・mineo の料金)。
20GB 前後で電話もかけるなら、いちばん安いのは日本通信SIM で、HISモバイルが2番目です。
毎月30GB を超えて使うなら、20GB より上は使い放題で月3,278円の 楽天モバイルが合います(楽天モバイルのデメリット)。
日本通信SIMとどっちがいい?
日本通信は、HISモバイルを運営する H.I.S.Mobile の株主です。日本通信SIM は日本通信が自分で出している格安SIM で、HISモバイルとは別のサービスです。
| HISモバイル | 日本通信SIM | |
|---|---|---|
| 1GB | 550円(100MB 未満の | 290円 |
| 3GB | 770円 | 730円 |
| 10GB | 1,299円 | 2,270円 |
| 20GB+ | 1,699円(6分 | 1,390円(5分か 月70分) |
| 30GB 前後 | 1,999円(30GB) | 2,178円(50GB) |
| 30秒の | 9円 | 11円 |
| 店で | できる | できない(ネットで |
| 海外用 eSIM | 年1回無料 | — |
税込。日本通信SIM の3GB は筆者の計算(HISモバイルの料金表・日本通信SIM の料金・合理的みんなのプラン・日本通信のよくある質問)。
毎月20GB 前後を使い、電話もよくかける人は、日本通信SIM が合います。日本通信SIM(1,390円)は、HISモバイル(1,699円)より月309円安いからです。
7〜10GB で足りる人や、30GB 使う人、店で申し込みたい人、海外旅行に行く人は、HISモバイルが合います。10GB なら、HISモバイルは日本通信SIM より月971円安くなります。
3GB 以下の人は、HISモバイルと日本通信SIM のどちらが安いかが、使う量によって変わります。
- 3GB: データは日本通信SIM が月40円安く、電話は HISモバイルが30秒あたり2円安い=ほぼ同じ
- 100MB〜1GB の月: 日本通信SIM(290円)が HISモバイル(550円)より安い
- 100MB 未満の月: HISモバイル(280円)が日本通信SIM より10円安い
7〜10GB か30GB 使う人なら、HISモバイルはここから申し込めます。
HISモバイルが合う人・合わない人
データを月3〜10GB か30GB 使い、昼は職場や家の Wi-Fi を使える人には、HISモバイルをおすすめします。 電波が届く場所はドコモと同じで、7GB 990円・10GB 1,299円・30GB 1,999円と、比べた会社のなかで安いからです。
- データを月3〜10GB か30GB 使う人: 7GB で990円・10GB で1,299円・30GB で1,999円
- 電話を少しかける人: アプリなしで30秒9円。20GB と30GB は6分かけ放題込み
- データはほとんど使わず、電話番号を残したい人: 1GB のプランなら、100MB 未満の月は280円
- 年に1回でも海外へ行く人: 海外用の eSIM(4GB・15日間)が年1回無料
- 使う量が月ごとに違う人: 容量は何度でも無料で変えられる



データも電話も「そこそこ使う人」が、いちばん得をしやすい会社だと感じました。
UQ mobile のことはUQモバイルのデメリットに、ワイモバイルはワイモバイルの評判に、楽天モバイルは楽天モバイルのデメリットにまとめました。
合う人に当てはまったら、ここから申し込めます。
申し込む前に確かめること
申し込む前に、次の7つを決めておくと迷いません。
1. いまのスマホが使えるかを確かめる
公式の「国内SIMで利用できる端末」で、使えるかを見ます。ドコモで買ったスマホと SIM フリーのスマホは、基本的にそのまま使えます(よくある質問)。
au やソフトバンクで買ったスマホは、SIM ロック(その会社の SIM しか使えないようにする制限)の解除が要ることがあります。eSIM で使うなら、eSIM の案内の一覧でも確かめます。
2. 本人確認の書類・クレジットカード・メールアドレスを用意する
Web の申し込みでは、本人確認の書類(マイナンバーカード・運転免許証など)と、IC チップを読み取れるスマホを使います。
音声通話つきの SIM は、本人確認が終わってから出荷されます(eSIM の案内・出荷のお知らせ)。
カードは本人名義か、同じ名字の家族のカード(持ち主の同意が要る)です。
3. SIM カードか eSIM かを決める
SIM カードは、音声通話つきなら本人確認のあと、申し込みから3〜4日を目安に出荷されます(発送は平日だけ・ヤマト運輸)(出荷の目安)。
eSIM は、申し込みから7日前後で使えます。本人確認のための書類(住所確認コード)が郵便で届いてから、開通の手続きをするからです(eSIM の案内)。
口コミには「eSIM なら最短で翌日」という声もありましたが、公式の案内は7日前後です。
4. 容量を決める
迷ったら、少なめから始めます。足りなければ次の料金月から無料で上げられ、足りない月は1GB 200円で足せます(容量は何度でも無料で変えられる)。
5. キャンペーンを知っておく
2026年11月1日時点で、Web の申し込みで使えるキャンペーンに、はじめてのスマホキャンペーンがあります。18歳未満の子の回線は、契約事務手数料が半額です。いまは強化期間で、親と子の回線それぞれに1,650円のキャッシュバックもあります(代表の人がまとめてエントリーする・終わりの日は決まっていない)。
はじめてのスマホキャンペーンは自由自在3.0プランの音声通話つきが対象で、18歳未満の子の回線は親の名前で契約します(はじめてのスマホキャンペーン)。
キャンペーンが無くても、HISモバイルの月額は、比べた会社のなかで安いほうです。
6. 乗り換えなら、切り替えの期限に気をつける
MNP(電話番号を変えずに会社を乗り換える手続き)は、ドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイルなど28の会社とサービスからなら、MNP ワンストップ(予約番号を取らずに申し込めるしくみ)が使えます。
ワンストップを使えるのは、名義が同じ人だけです(MNP の案内)。


切り替えは、SIM が届く前でも、マイページの「MNP回線切り替え」でできます。切り替えが終わるまで、いまのスマホがそのまま使えます。
自分で切り替えるのは、予約番号の有効期限の前日20時までです。
期限の前日20時までに切り替えないと、予約番号で申し込んだ人は期限の日に自動で切り替わり、ワンストップで申し込んだ人は申し込みが自動で取り消されます(MNP の切り替え)。
7. 新しい番号なら、出荷日の翌々日に使えるようになる
新しい番号で申し込んだ人は、SIM の出荷日の翌々日に、自動で開通します(開通の案内)。
開通したら、スマホでつなぐ先の設定(APN)をします。iPhone は Safari で設定のファイル(プロファイル)を入れ、Android は公式の案内にある値を入れます(プロファイル・APN 設定)。
eSIM の人は、先に eSIM を入れてから設定します。
7つを決めたら、ここから申し込めます。
よくある質問
どこの会社?日本通信との関係は?
運営は H.I.S.Mobile株式会社(2018年設立・東京都新宿区)で、主な株主はエイチ・アイ・エスと日本通信です(会社概要)。
日本通信の格安SIM(日本通信SIM)とは別のサービスです。2026年10月10日時点で、新しい申し込みを止めるお知らせはありません。
回線はどこ?ソフトバンクは選べる?
自由自在3.0プランは、ドコモの回線だけです(よくある質問)。ソフトバンクの回線を選べるのは、データ通信だけの「ビタッ!プラン」です。
電波が悪い・つながらないときは?
届いたばかりなら、つなぐ先の設定(APN)を見直します(プロファイル・APN 設定)。Android の更新や再起動のあとに APN の設定が消えたときの案内も、よくある質問にあります。
通信の障害やメンテナンスは、公式の「お知らせ一覧」で確かめられます。
昼など混む時間だけ遅いなら、Wi-Fi につなぐのが近道です(昼休みなど混む時間は遅くなる)。
海外で使える?
HISモバイルの SIM のままでは、海外でデータ通信は使えません。電話と SMS は、国際ローミングのオプション(月額0円・通話料は別)で使えます。
データは、契約者なら年1回無料の「HIS Travel eSIM」を使います(年1回、海外用のeSIMが無料になる)。
データを使い切ったらどうなる?
最大200kbps で使えます。200kbps のあいだに3日で360MB 以上使うと、速さがさらに落ちることがあります。1GB 200円で足すと、速さが戻ります(自由自在3.0プラン)。
届くまで何日かかる?
音声通話つきの SIM カードは、本人確認のあと、申し込みから3〜4日を目安に出荷されます(発送は平日だけ)。新しい番号なら、出荷日の翌々日に自動で開通します。
eSIM は、申し込みから7日前後で使えます(申し込む前に確かめることの3)。
マイページに前のプラン名が出るのは?
マイページや自動で届くメールには、前のプランの名前(自由自在290プラン・データ定額440プラン)が出ることがあります。
料金と中身は、自由自在3.0プラン・データ定額2.0プランのものが当たります(よくある質問)。
通話料の請求が遅れて来るのは?
月額は、開通した日から数える料金月ごとに請求され、日割りはありません。
通話料・SMS・オプションは、開通した日が1〜19日なら2か月遅れ、20〜31日なら1か月遅れで請求されます。最初の数か月は、請求の額がずれて見えます(自由自在3.0プラン)。
評判が悪いって本当?
みん評という口コミサイトでは、23件で2.72点(5点満点)です。ただ、9件は2020年の声で、2024年以降の声は6件でした(みん評)。
直近の口コミでは、みんなの回線口コミの6件(2025年6月〜2026年4月)が3.88点、価格.com の直近2年の4件が3.25点でした。どれも件数は少なめです。
まとめ
HISモバイルは、エイチ・アイ・エスと日本通信が出資した会社が、ドコモの回線を借りて提供している格安SIM です。
- 7GB で月990円・10GB で1,299円・30GB で1,999円と、どの容量も安い
- 電話は30秒9円で、20GB と30GB は6分かけ放題込み
- 容量は何度でも無料で変えられ、契約者は年1回、海外用の eSIM が無料
欠点と、電波が悪いと言われるわけ、という問いには、昼休みなど混む時間の遅さが答えです。電波が届く場所はドコモと同じで、昼は Wi-Fi でしのげる人なら、料金の安さが生きます。
気をつけるのは、混む時間の遅さ・余ったデータを繰り越せないこと・電話で相談できるのが有料のケアに入った人だけなことです。
昼は Wi-Fi を使う人なら、7GB で月990円から始められます。



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